育Qプロジェクト第1回「父親の育児参加の重要性」開催報告
みなさんおはようございます。
9月2日(火)19:00〜20:30
コザ運動公園武道場会議室で、育Qプロジェクト第1回「父親の育児参加の重要性」を開催致しました。
今回講師を勤めて頂きました、とくだ病院の徳田先生は、冒頭でまず
「主催者皆様に申し訳ないですけど、育児参加ではダメなんですよ!!自分の子どもの育児に参加ではなく、する。参加と言った時点でパートナーとの信頼関係が崩れて行く。」
とおっしゃられました。本当にその通りですね。(主催者反省。。。)
まずは、問題定義として現在の少子高齢化・核家族化や育児休暇の取りにくい職場環境などの話をお聞きしました。先生も他の病院へ勤めていた頃に、育児休暇が取りにくかったこと、変人扱いされたことなどの体験談もお聞かせ頂きました。
次に育児の心構えとして、
①当事者意識をしっかりと持つ事。
②パートナーとしっかり向き合うこと
③自分の働き方を見直す事
この3つをあげられました。
とくに、②のパートナーと向き合うことの中には、特別なことなどはなく、労う声かけを行うだけで、【産後うつ】など心のストレスや問題を減らすことができるとお話されてました。
その次に子どもの成長について、乳児期・幼児期・学童期・思春期・成人期とその時期特有の子どもの成長についてお話頂きました。
その中で、とくに印象に残っているが、「幼児期を穏やかに過ごせば、将来心の問題になりにくい。」という先生のお医者様としての経験も話され大変勉強になりました。
また、乳児期・幼児期にしっかりと子どもと向き合い、育児を一生懸命行えば、のちにやってくる思春期・反抗期でもしっかりと対応することができる。またどんなにぶつかっても大丈夫な信頼関係が築けるともアドバイス頂きました。
そして、父親の育児においての重要な点について・・・
まず先生は、子どもたちが落ち着くには、「ひもじい」「ねむい」「気持ち悪い」この3つを取り除いてあげたほうが良いと話をされました。
子どもは、自分が生まれた母親以外の人を理解するのに、この3つを取り除いてくれる、一生懸命してくれる人➡それがお父さんなんだと理解するとのこと。
その中で、父親がしかりと食にかかわること、一緒に遊んであげること、絵本を読んであげる事等を紹介しました。先生は自身も育児中で、現在も子どもたちのキャラ弁づくりに奮闘していて、その中で図画工作などが得意な男性はキャラ弁づくりにむいている!是非皆さんもやってみてくださいと自身の作品も写真で紹介して頂いた。
また、父親が色んな遊びにつれて行ってくれる事が、子どもの世界を拡げ、その体験が学童期の算数や・理解・社会などの勉強に大きく役立つということでした。
そして、お話の中に彼が登場しました。
そうです、バカボンのパパです。
バカボンのパパは育児の中で色々大切なことを教えてくれるそうです。
まずは、あまりできの良くないバカボンと天才児の次男はじめちゃんを比べたりしないこと。子どもには兄弟であったり他の人と比べたりすることをしてはいけない。バカボンのパパはそうることはなく、常に平等に接しているということ。
また、いつもバカボンをつれて色んなところへ遊びに行きます。たまに悪い事をしてお巡りさんに追っかけられたりしますが、その体験をもってバカボンにやってはいけないこと、本当に大切な事を伝えているというのです。
この様に、ここでは書ききれないほどの多くのことを学べ、考えさせられる、大変心に響く勉強会でした。
最後に育児に奮闘して、日々悩みを抱えながら育児をしておられる参加者皆さんに、先生がこの言葉をもって締めくくりました。
「これでいいのだ。」byバカボンのパパ
※育児は上手く行かないのが当たり前、常に悩み考えながら、親も子どもも成長する。そうやって悩むこと、考えることは子どものことを大切に思っている事。
だったら、その悩みもあっていい。失敗だってする。それでいいのですよと・・・
徳田先生誠にありがとうございました!!!!
育Qプロジェクト第2回は9月20日(土)「お父さんの出番!予行練習運動会」です!
お子様との参加イベントとなっていますので、是非ご参加下さい!
また詳しい詳細は後日アップ致します!!!